「バラード1番」の難易度やポイントを、独学者が解説!!【ショパン】

「「バラード1番」の難易度やポイントを、独学者が解説!!【ショパン】」のアイキャッチ画像

「グランドピアノの中に入ってみたいなぁ」とか思っています。サクです。
なんか、気持ちよさそうじゃないですか???

・・・

まぁ、そんな(たいして面白くもない)ことは置いといて、本日は「バラード一番」の難易度にフォーカスして解説していきます。

困っている人困っている人
「バラード一番を練習中だけど、これってどのくらいの難易度なんだろう? そもそも自分の実力でも弾けるのかな???」

このような疑問に向けて書いていきますよ。
それでは、いきましょう!

バラード1番の難易度を解説!!

結論から言うと、「激ムズ」です。

ピアノの難易度の基準となる「全音ピアノピースサイト」では、最も難しいとされる「Fランク」となっています。

「Fランク」には他にも、「革命のエチュード」「英雄ポロネーズ」などの有名で難しい曲もたくさん載っているので、その難しさが良くわかりますよね。

バラード一番の具体的な難易度【音大生でも、ムズイです】

困っている人困っている人
「激ムズ」って言っても、、、具体的にはどのくらい難しいの?

という質問に答えると、「現役音大生でも、弾ける人が限られる」レベルです。

もっといえば、ピアノを始めてから「バラード一番」を弾けるレベルになれる人は、おそらく3000人に1人もいないでしょう。

つまり、高校生くらいでこの曲を完璧に弾けるくらいのレベルの方なら、、、、

ぶっちゃけ「天才すぎる」ので、ピアノで生きていくことも可能かもです。

「なんか、弾けたらカッコいいんじゃね?」という気持ちでこの記事を見ている人もいると思いますが、生半期な気持ちで弾けるクラシックではありませんよ。

難易度の高いバラード一番を、「弾く方法」

さて、ここまでの話を聞いて、

困っている人困っている人
そんなに難しい曲だったのか・・・やっぱり諦めるしかないかな。

と考え方もいると思います。しかし、そんなあなたにも「バラード一番」を弾く方法があります!!

  • 練習しまくる
  • 簡単なアレンジバージョンを弾く

この二つ。

「よくあるやつじゃん、しょーもな。もっと魔法みたいな方法はないの?」と思う人もいるかもしれませんが、、、そんなのは無いです。

ピアノが弾けるようになるためには、「練習する」「難易度を下げる」しかないんですよね。

練習しまくる

シンプルですよね。練習しまくりましょう。
やっぱり、練習をしないと上手くはなりません。

「ショパンのバラード一番を絶対に弾くんだ!」という強い意志をもって、練習に取り組みましょう。

この記事に書いているような、練習曲も一緒に練習することをオススメします。

バラード一番の「簡単なアレンジバージョン」とは?

「ぷりんと楽譜」というサイトに販売されている、バラード一番の雰囲気は変えずに難易度を落とした楽譜のことです。

まずは、曲の雰囲気をこれで掴んでおくのも悪くないでしょう。
「プリント楽譜」はこちら

バラード一番のポイントを解説!!

やる気に満ち溢れている人やる気に満ち溢れている人
よし!俺(私)は難しいバラード一番を弾いてやるぜ!!

という方に向けて、曲の難所やポイントのアドバイスです。

バラード一番の難所は、大きく分けると3つあります。

「〇〇小節目の・・・」などと言われても分かりにくいと思いますので、今回はYouTubeの動画の方を引用させていただきます。
ぜひ一緒にご覧ください。

 CANACANA family様より引用

バラード一番の難所

・2:20〜2:36 難易度 8/10 

・5:29〜6:00 難易度 9/10 

・8:00〜8:30 難易度 10/10

2:20〜2:36 難易度 8/10

「バラード一番」最初の難所ですね。ここで挫折する人も少なくないでしょう。

ここまでのゆったりとした雰囲気とは違い、手首の柔軟さや指のスピードを駆使して鍵盤を駆け巡ります。
特に2:30からの部分は「黒鍵を正確に速く押す」必要があり、かなりのテクニックを必要とされますよ。

ポイントとしては、「とにかく手首を柔らかく使うこと」ですかね。

5:29〜6:00 難易度 9/10

正直、自分はここが一番苦手かもしれません。
難しい箇所が長時間続くため、かなりの練習が必要となります。

ここは、指番号をしっかりと確認することをオススメしますよ。

少し補足:指番号について

指番号については、よく議論が起こるのですが、、、ぶっちゃけ、僕は「弾きにくければ、必要に応じて自分で変えても良い」と思っています。

と、いうのも、そもそも指番号というのは「弾きやすくするための見本」のようなものなので、それに縛られて弾きにくくなるのなら、、、本末転倒ですよね。

8:00〜8:30 難易度 10/10

はい、出ました。この曲の最難関です。

「てれっててれっててれっててれっててんってんってんってて♪」という愉快なリズムとは裏腹に、手はとんでもなく複雑な動きをしています。

このときの音楽用語は「Presto con fuoco」。
つまり「火を吹くように速く」という意味なので、一気にスピードを上げなくてはいけません。

ピアニストの方でも、「正確さよりもスピードを優先する」という人が多いそうです。

そのくらい、この部分はスピードが大事なのですね。

ここの「ポイント」は、とにかく落ち着くことだと思います。一音一音をよくみて、自分に合った弾き方も探す事がオススメです。

「バラード一番」の楽譜について

「バラード一番が弾きたくなった!」という方は、こちらからどうぞ。



今回の内容は、以上になります。

それではっ!