こんにちは、サクです。
よく子供にピアノを教えていまして、ピアノ歴が14年(?)ほどです。
本日は、超初心者の方向けに「最適なピアノ教本の順番」について解説していこうと思います。
ピアノの教本を練習することは上達に不可欠なので、是非ご覧ください。
という人は、必見です。
ピアノの教本を練習する順番とは?【難易度別で9つを解説】
注意事項
それでは紹介していく前に、一つ。
いまから紹介する教本は、比較的優しいものから順に紹介していきます。
もしも、「このレベルは、自分には余裕だな」と思うものがあったら、お金の無駄なので買わないようにしてください。
教本の理想としては、
このレベル感なら、6割方弾けそうだな
と思うレベルのものを買うようにしましょう。
ピアノの教本を練習する順番とは?【初級編】
ピアノ教本その1:バイエルピアノ教則本
始めは「右手だけ」「一つずつ」といったように、初心者の方でもわかりやすいような教本です。
欠点としては、「ヘ音記号」があまり出てこない所ですね。
慣れずに進んでしまうかもしれません。
ピアノ教本その2:バーナムピアノテクニック1
かなり優しい教本です。
「美しく弾く」というより、「指の練習」といった感じの練習曲ですね。
奏者によっての違いが出にくいので、弾いていて面白くないかもしれません。
ピアノ教本その3:ツェルニー100番練習曲
ツェルニーはピアノの教本に関する有名な作曲家で、こちらの100番練習曲は最も簡単とされています。
バイエル、バーナムとは違い、「曲の美しさ」を楽しめるかと思います。
難易度も上がっていますが、初心者から中級者になるには避けて通れないものなので、是非練習しましょう。
ピアノの教本を練習する順番とは?【番外編】
少し寄り道していきましょう。
ハノンは、初心者も上級者も関係なく練習すべき
ハノンという作曲家による、「指の運動」を中心とした教本のことです。
おそらくピアノを習っている方の80%は持っている曲集なので、まだ持っていない人は是非。
ピアノの教本を練習する順番とは?【中級編】
ツェルニー100番レベルだとちょっと簡単かな・・・という方におすすめです。
ピアノ教本その4:ブルグミュラー25の練習曲
僕個人の意見としては、ツェルニー100番よりも1段階レベルがあがったような教本です。
かなり有名なもので、美しい曲も多いのでオススメ。
ピアノ教本その5:J.S.バッハ インヴェンション
少しテクニックを必要とする部分も出てきました。
この曲は、「バッハ」という有名な作曲家が手がけた教本でして、中級者の教本によく使われます。
発表会でもよく弾かれているくらい綺麗な曲なので、弾けると自慢できますね(`・ω・´)
ピアノ教本その6:ツェルニー30練習曲
指を細かく動かせるようになる教本です。
「速い曲では指がもつれてしまう・・・」といった方にオススメです。
なお、先ほど紹介した「ツェルニー100番練習曲」よりも一つ高い難易度となっています。
ピアノの教本を練習する順番とは?【上級編】
テクニックやある程度の指のスピードがなければ弾けない教本達を厳選しました。
ここから一気に難易度が上がりますが、順番通りにゆっくり練習すれば必ず弾けるようになります。
ピアノ教本その7:ツェルニー40番練習曲
「またツェルニーかよ!!」と思われるかもしれませんが、、、
ツェルニーは、本当に大事なんです。
- 細かい指の動き
- 指使い
- 正確さ
この三つを養う曲として、かなり優秀なので。
ピアノ教本その8:ベートーヴェン ピアノソナタ
もはや教本ではないですがが、、、上級者の練習曲としては最適です。
ベートーヴェンのピアノソナタには、
- 悲愴 第一楽章〜第三楽章
- 月光 第一楽章〜第三楽章
- 熱情 第一楽章〜第三楽章
この三種類があります。
練習としてオススメなのは、
- 悲愴 第三楽章
- 月光 第三楽章
この2つです。
他も綺麗でいい曲は多々ありますが、個人の感想として練習として使うのならこの二つがいいかと。
ピアノ教本その9:ショパン エチュード
正直、めちゃめちゃ難しいです。
「エチュード」というのは「練習曲」という意味なのですが、いい曲がめちゃめちゃ多いんですよね。
有名な所で言うと、「別れの曲」や「革命」なども、このショパンエチュードの中に入っています。
まとめ
ピアノ教本のオススメは、以上となります。
練習曲、教本を弾きすぎるとモチベーションが下がるかもなので、弾きたい曲と並行して練習することをオススメします。
それでは٩( ‘ω’ )و