ピアノを教えるのにイライラするのはNG!上手くなる教え方を解説!

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こんにちは、サクです。
現在ピアノ歴が15年で12年ほど独学で学び続けています。

皆さんは、ピアノを教える機会ってありますか?
特に、お子さんがピアノ習ってる人は毎日教えているんじゃないでしょうか?

ピアノを教えるのって意外と難しくて、イライラすることもありますよね。

ですが、イライラして教えることは、自分にも相手にもプラスにはなりません
むしろ褒めることの方が重要です。

今回は、ピアノの上手な教え方について解説していきます。

イライラして教えることのデメリット

ピアノをイライラして教えるとこんなデメリットがあります。

  • ピアノや練習が嫌いになる
  • やる気が出ない
  • 落ち込む
  • 自信がなくなる

怒られてばかりだと、メンタル面にいい影響が出ません。
そうなってくると、自発的に練習なんてしなくなるでしょう。

音楽は「楽しい」という気持ちがないと上達は難しいと思います。
そう語れるのは、僕がピアノを独学で学んだ期間が長いからです。

ピアノの演奏が楽しいからこそ、もっと上手くなりたいって思います。
なので、教える人が自信をなくさせたりしたら挫折してしまうかもしれません。

誰でも最初は弾けないのが当たり前です。
根気強く教えていきましょう。

僕がレベルに合わせてアドバイスをした記事があるので、参考にしてみてください。

ピアノを教えるときに大切なこと

ピアノを教えるのに大切なことは

  • 褒めて伸ばす
  • やる気を引き出す
  • 達成感を与える
  • 自分も弾いてみる

この4つです。
では、詳しく解説していきましょう。

褒めて伸ばす

褒めて伸ばすというのは意外と難しかったりします。

「さっき教えたばかりなのに、何でできないの?」

「こんなに時間を割いて教えてるのに、上達が遅いんじゃない?」

こんな風に考えていませんか?
褒めるのが難しいと考える人は、相手に完璧を求めすぎてしまうんです。

できないことにばかり目を向けることも大切ではあります。
ですが、これを逆にして、相手のいい所を見つけてみてください

例えば

  • 今までオクターブが届かなかったけど、届くようになった
  • 前回の練習より、ほんの少し上手く弾けた
  • 苦手なフレーズがほんの少しスムーズに弾けた

このほんの少しの違いに気づいてあげることが重要です。
気づいたら、すかさず褒めてみましょう。

やる気を引き出す

怒っている人怒っている人
「ピアノの練習したの?」

このように、始める前から怒ってるような雰囲気を出すのはNGです。
この威圧感を感じたら、やる気は消滅します。

「宿題ちゃんとやったの?」と言われるとやる気が無くなるのと同じですね。

「この前弾いてた曲がまた聞きたいなー」

「この曲の上手く弾けたバージョンが聞きたいなー」

と言われる方が「練習してみよっかな」という気になります。
楽器の演奏は人によって音色や表現が違うので、その人にしか出せない味があるんですよね。

他の人の演奏と比べていいと感じたことを伝えてみましょう。
さりげなく笑顔で「ピアノの練習しよっか?」と声をかけてみるのもOK。

くれぐれも怒りといった負の感情は捨てましょう

達成感と自信を与える

ピアノに限らず、楽器の演奏の練習は正直言って地味。
できない所をコツコツ練習を重ねてやっと弾けるといった感じです。

達成感がない状態で練習してると挫折してしまうこともあります。

困っている人困っている人
「でも、達成感ってどうしたら感じるの?」

そう思ったら、披露する機会を作ってみましょう
僕の友人の中で、趣味として1人で弾きたいって人もまれにいますが、上達を披露することは達成感に繋がりますよ。

誰かに「いい演奏でした」とか「ピアノ上手ですね」「もっと聞きたい!」といった言葉をかけてもらえるかもしれません。
ささいな言葉ではありますが、自信もつきます。

さらに、ピアノの発表会が迫っている状態で練習をする経験はとても大切。
かなりレベルアップしますよ。

自分も弾いてみる

まず、大人に教えている人は自分が弾けないと話にならないので除外します。
ですが、子供がピアノを習っているから教えているっていう人は、弾けないけど教えてるという人もいるでしょう。

自分が弾いたことがないのに教えても、相手の苦労が理解できません。
どこが凄いのかもわかりません。

その結果、「何でできないの?」とイライラします。
イライラする前に、1度だけでも弾いてみることがおすすめです。

やる気に満ち溢れている人やる気に満ち溢れている人
「だったら本格的にピアノを弾いてみたいです!」

という方には、無料体験ありの音楽教室がありますので、一度行ってみてもいいかも。

自分が弾けるからイライラするパターン

先ほどは、ピアノを弾いたことがない人は、1回でも弾いてみましょうというお話をしました。
これは逆も然りで、

怒っている人怒っている人
「こんなに簡単なのに、なんでできないんだ!」

となってしまうパターンです。
こういった発言は、知らない間にプレッシャーに変わってしまいます。

ピアノを教えるときは、自分が弾けなくて苦労したことを思い出してみるといいでしょう。

どうしてもイライラしてしまう時は?

やる気に満ち溢れている人やる気に満ち溢れている人
「言ってることはわかった!でも、ピアノを教えてると、どうしてもイライラしてしまいます!対処法を教えてください!」

まず、確認して欲しいことがあります。
激務すぎて仕事の疲れが溜まってませんか?

疲れていたり、寝不足が続いていたりするとイライラしがちです。
自分がイライラしてしまう理由を冷静になって考えてみてください。

たまには練習をお休みして、気分転換するのもいいと思いますよ。

お子さんに教えてイライラしてる場合は、お子さんと一緒に自分も楽しむようにしてみてください
子供は正直で感性が豊かです。

なんでイライラしているのかとか、親が楽しんでないこととか、全部伝わります。

間違っても「自分でやりたいって言ったんでしょ?!」なんて言葉は封印しましょう。
子供というのは「理論」では納得できないものです。

子供への教え方をもっと詳しく知りたい方はこちら。

まとめ

今回は、イライラして教えても、上達には繋がらないといった内容の記事でした。

上手く教えることができれば、きっと上達も早くなるはずですよ。