

このような方に向けて書いていきます。
ピアノの上達のためにツェルニーが良いと言われますが、ツェルニーの中でもかなりの種類がありますよね。
今回は、そんな「ツェルニーの練習すべき順番」についてです。
この記事を見れば、今のあなたのレベルに最適なツェルニー教本を見つけることが出来ますよ!
【ピアノ】ツェルニーのそれぞれの難易度と、練習すべき順番を解説!!
結論を言うと、下記の通りです。
- 初心者向けの「ツェルニー100番練習曲」
- 中級者向けの「ツェルニー30番練習曲、40番練習曲」
- 上級者向けの「ツェルニー50番練習曲、60番練習曲」
ツェルニー100番練習曲が一番簡単で、その次に「30,40,50,60」と難易度が上がっていきます。
なので、基本的にはこの順番で練習すれば間違い無いでしょう。
初心者向けの「ツェルニー100番練習曲」
ピアノを初めて一年も経っていない位の人には、この練習曲をオススメします。
上記のYouTubeを観てもらえれば分かりますが、ゆったりとして練習に向いている曲ですよね。
これが、100曲永遠に続きます。
「100曲も!? ツェルニーは単調だから面白く無いよ!」という人もいると思います。
しかし、このボクのツイートで書いているように、実はかなり奥が深い曲なんですよね。
「ツェルニーは単調でつまらない!」
という人も多いですが、ピアニストの方と比べてみたら音の質が全く違ったりするんですよね。
実はツェルニーは、突き詰めていけば改良の点が数多くあるような深い曲なんです(`・ω・´)
— サク@10年ピアノ独学者 (@sakupianoman) May 4, 2021
突き詰めていけばドンドン改良の点が出てくるような、実は奥が深い練習曲です。
「練習曲はつまらないから、、、」などとパスしていた人も、これを機にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
ツェルニー100番練習曲の対象者
-
ブルグミュラーに入ったくらいの人
-
ハノンがスムーズに弾けるくらいの人
中級者向けの「ツェルニー30番練習曲、40番練習曲」
先ほどの「100番練習曲」では少し簡単な人にオススメな、この2曲。
中級者向けと書きましたが、実は「40番練習曲」に関してはほとんど上級レベルです。
こちらの動画をどうぞ。
30番と40番では、かなり難易度に差があるのが分かるでしょうか。
これはボクの意見ですが、ツェルニー40番が弾けたら、ほとんどのクラシック曲に挑戦できるレベルだと思います。
そのくらい、ツェルニーは大事であり、ピアノの上達に効果的なんですよね。
でももちろん難しいので、とりあえず「30番練習曲から挑戦」で良いでしょう。
ツェルニー30番練習曲の対象者
- 簡単なクラシック曲に挑戦するくらいの人
ツェルニー40番練習曲の対象者
- 比較的簡単なクラシックが弾けるくらいの人(子犬のワルツ、乙女の祈りなど)
- 上手い人
上級者向けの「ツェルニー50番練習曲、60番練習曲」
ぶっちゃけ、かなり難しいです。
ピアノを習ってこのレベルまで上達した人は、1%もいないでしょう。
趣味でクラシックを弾く程度ならこのレベルは必要ないと思いますが、「音大に進みたい人」や「ピアニストになりたい人」は必須です。
なお、このレベルの人は、練習曲だけでなくクラシック曲なども並行して進めることをオススメします。
数学の計算問題ばかりやっても文章題が解けないように、ピアノの世界でも「実践」が大切です。
こちらの記事で紹介しているような、有名なクラシック曲などに挑戦してみましょう。
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ツェルニー50番、60番練習曲の対象者
- かなり上手い人(ショパンのエチュードが弾けるレベル)
ツェルニーは、かなり大事
ここまで、ツェルニーの練習曲を難易度別に書いてきましたが、やはり「ツェルニーは大事」です。
この練習曲を弾いているかいないかで、実力にかなり差が出るんですよね。
なので、個人的には「絶対に練習すべき教本」だと思います。
と、いうわけで、本日は「ツェルニーのそれぞれの難易度と、練習すべき順番を解説!!」という内容でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!