ピアノを弾くことで得られる効果とは？【経験者より】

ピアノはただ音楽を楽しむだけではないことを知っていますか？
実は、ピアノを弾くことで別の分野でも役立つような能力がアップすると言われています。

今回は、ピアノを弾くことで得られる能力や効果をご紹介します。

なんでピアノを弾くことが良いのか？

ピアノは右手と左手を同時に動かします。
慣れてきたらペダルを踏むようになるので足を動かすようになります。

さらに、右手と左手は別々の動きをして演奏するので、こういったいろいろな動きを必要とするピアノは脳を刺激してさまざまな効果を得られるのです。

実際に、脳科学で脳の発達に有効であることが実証されています。
紹介するのは、下記です。

ピアノで得られる効果１：集中力が高まる

ピアノを弾くときは右手と左手を同時に動かしながら、いろいろなことを意識して演奏しています。

そして、その意識することを目と耳で確認しながら弾いていきます。

ピアノを弾くことは、マルチタスクをこなすことと似ているんです。
そのため、自然と集中力を高めることができます。

仕事が忙しい人は、ピアノを弾くことで効率的に作業ができるようになるでしょう。

ピアノで得られる効果２：忍耐力アップ

ピアノで1曲弾けるようになるには、曲の難易度にもよりますがある程度時間がかかります。
ときには何ヶ月もかけて1曲を完成させることもあるのです。

指を思うように動かせるようにしたり、思うように演奏したりするには繰り返し練習していきます。

同じことを繰り返すのは退屈になることもあるかもしれませんが、練習した分だけ忍耐力が身につきます。
忍耐力があれば、困難なことにぶち当たったときも乗り越えられるかもしれません！

ピアノで得られる効果３：記憶力アップ

ピアノを弾くと脳の中で記憶力に関係する「海馬」が刺激されて記憶力がアップします。
これは、楽譜を覚えるだけではなく語学の勉強などにも役立つ効果です。

詳しくいうと、ピアノを弾くことで音での情報を記憶する能力が発達するので、音を覚えるだけでなく言われたことを忘れないようになります。

ピアノで得られる効果４：やる気アップ

ピアノを弾くことで、ドーパミンが分泌されやる気が出てきます。
ドーパミンとは、やる気や幸福感を感じられる脳内ホルモンのことです。

もし、お仕事などで

という方はピアノを弾くとやる気が出てきて、もう少し頑張ってみようと思えるかもしれません。

大人から始めても効果はある？

ピアノを弾くことで脳に良い効果をもたらすということは有名な話で、だからこそ小さい頃からピアノを習っている方が多いです。
では、大人から始めても先ほど説明したような効果を得られるのでしょうか？

結論からいうと、効果を得ることは可能です。

ただ、子どもに比べれば大きな効果を得るには難しいと思います。
それでも、脳は使わなければ衰えてしまうものです。

大人でもピアノを弾くことで脳に刺激を与え、効果は得られるでしょう。

ピアノで効果を得るために大切にしたいこと

ピアノを弾くことでやる気アップの効果が期待できますが、やる前からイヤイヤ初めてしまっては意味がありません。
ピアノで良い効果を得るために大切にしたいことは楽しむことです。

最後に、ピアノを楽しむための方法をお伝えします。

目標を決める(だいじ)

目標を決めると目指すゴールが決まるので、モチベーションを保つことができます。

など、何か大きな目標を決めると良いでしょう。
大きな目標よりも小さい目標をひとつひとつこなすことが向いている方は、日々の目標を決めるのも方法のひとつです。

など、小さな目標に向かって練習をしてみましょう。

好きな曲を弾く

ピアノの練習がつまらないと続けることが難しくなってしまいます。
また、レベルに合わない曲を練習し始めても、難しくて挫折しまうこともあります。

自分に弾けそうなレベルの曲をチョイスして練習しましょう。
自分に合う曲がわからないときは、ピアノ経験者や習っている先生と相談して決めると良い曲を選んでくれると思います。

小さな成功体験を重ねる

ピアノを楽しめるようになるには、上手くなっていることを実感することです。

なかなか上手くなっていることが実感できなくて、嫌になってしまう人がいますが、練習していれば実際には上達しているはずです。

どんな小さなことでも大丈夫なので、練習したことで上手くいったことを思い返してみましょう。
練習ノートを作って、日々できるようになったことを書き記すのも上達が見える化するのも良い方法です。

まとめ

今回は、ピアノを弾くことで得られる効果について解説しました。
大人になってからでも遅くはありません。

始めたいと思った日が吉日！
ピアノに触れてみるところから始めてみましょう。