みなさんこんにちは、サクです。
本日は、あの有名なクラシック曲「愛の夢」の難易度や弾き方のコツを解説していきます。
このような疑問に答えます。
愛の夢って、本当にいい曲ですよね。
リストによって作曲されたこの曲は、人々を惹きつけるような魅力があります。
この曲を弾きたいからピアノを始める! という人も、いるのではないでしょうか?
ちなみに僕は、クラシック曲のなかではこの「愛の夢」が一番好きです。
それでは、いきましょう!
クラシック「愛の夢」の難易度を紹介!!
結論から言うと、難易度は「かなり難しい」レベルです。
ピアノクラシックを難易度別に見られるサイト「全音ピアノピース」では、上級のレベルを表す「E」となっています。
しかし、この「愛の夢」という曲を聴いたことがある方なら分かるのですが、簡単そうなんですよね。
ゆっくりとしたテンポでメロディーもシンプルに聴こえるので、ただ聴いてるぶんには簡単なんですよ。
でも、想像以上に難しいんです。
一見簡単なメロディー部分も、右手と左手が複雑に組み合わさっているので旋律を強調させるのが難しいんです。
なぜ、一見簡単そうに聴こえるのか
そんな難しい「愛の夢」は、なぜ聴いているぶんには簡単そうなのでしょうか。
その理由は2つあります。
- テンポが遅い
- メロディーが分かりやすい
この二つですね。
綺麗で分かりやすいメロディが相まって、そこまで難しそうには聞こえないんですよ。
・・・
でも実際は、
- メロディーが行ったり来たり
- 突然出てくる連続の和音
- 後半の指の跳躍
こんな感じで、かなり難しいんですよね。
特に「後半の指の跳躍」は、弾く人を選ぶくらい難しいです。
この曲は、ぶっちゃけ「上級のE」以上だと思っています。
「愛の夢」を弾ける年齢の目安
この曲を弾ける年齢としては、
- 中学生で弾けたら天才
- 高校生で弾けたらすごい
- 大人で弾けてもすごい
くらいですね。
この曲がそもそも難しいので、弾けること自体がすごいです。
YouTubeなんかを観ていたら愛の夢を弾いている中学生なんてゴロゴロいるので、本当に凄いですよね。
ちなみに、「中学生でも弾ける人はいるのに自分は・・・」なんて思ってはいけませんよ。
ピアノは他人と比べるものではなく、自分自身と比べる物なので。(良いこと言った)
「愛の夢」と、ほぼ同じ難易度の曲を紹介!!!
もちろん人によって「弾きやすい曲」や「苦手な曲」はありますが、おおよそ同じくらいの難易度の曲を集めてみました。
見比べてみると、「愛の夢の難易度感」がよくわかるのではないでしょうか。
- 幻想即興曲(ショパン)
- エオリアンハープ(ショパン)
- 月光 第三楽章(ベートーヴェン)
こんな感じですね。
このあたりの難易度の曲が弾ければ、「愛の夢」も夢じゃないですよ(?)。
ちなみに、この「愛の夢」という曲はリストによって作曲されたクラシックの中でも、かなり簡単な部類になります。
リストの曲は「ラ・カンパネラ」や「ハンガリー狂詩曲」など、難しい曲が本当に多いですからね。
「愛の夢」の難しいポイント
「◯分◯◯秒」という形で説明していきます。
この動画は、canacanaファミリー様の動画を引用させていただきます。
難しいポイント
- ①:1分18秒〜
- ②:2分03秒〜
- ③:2分53秒〜
もちろん全体的に難しいのですが、この3つのポイントは特につまづきやすいですね。
①:1分18秒〜
両手で鍵盤を駆け上がっていくこの和音の連続に、初めのうちはかなりつまずきやすいです。
普段の練習ではあまり使わないような指で弾くので、動きづらいんですよね。
ですが、実際に指はそこまで複雑な動きはしていないので、右手からゆっくりと練習していけば弾けるようになりますよ。
自分もコツコツと練習をしていくと、ある日突然弾けるようになっていました。
②:2分03秒〜
ここは単純に難しいポイントですね。
左手が鍵盤を細かく動き回るので、黒鍵を正確に押すことが必要になってきます。
左手首を軸として、指をシーソーのように左右に動かすと弾きやすいですよ。
ちなみに、右手の和音も真ん中の音が忘れがちなので注意してくださいね。
③:2分53秒〜
①と似ていますが今度は駆け降りていくような逆の動きなので、より難しいです。
僕もかなり苦手な場所です。たまに間違えてしまいますね・・・
ちなみに、左手の動きのほうが難易度は高いですよ。
今回の内容は、こんな感じです。
「愛の夢」はとても難しいので、練習する際はゆっくりと時間をかけましょう。
それではっ!