みなさんこんにちは、サクです。
最近Apple watchを買うかどうか悩んでいます。(追記:買いました)
そんなことは全く関係ないのですが、本日はショパンの「ノクターン第2番」の難易度、弾き方の解説をしていきます。
このゆったりとしたメロディーと、落ち着く独特な雰囲気がクセになりますよね。
ほとんどの人は、どこかで聞いたことがありますよね??
ノクターン第2番の難易度は??【易しいよ】
結論から言うと、この曲は「中級者向け」です。
ゆったりしたテンポでショパンの曲の中ではかなり弾きやすく、ある程度練習した方なら十分挑戦できるレベルでしょう。
特に難しい部分もないので、じっくりと弾けないところを切り取って練習すればほぼ確実に弾けるようになりますよ。
ノクターン第2番は何歳から挑戦する??【小学校高学年から】
と思う方もいるでしょう。
技術的には易しめなのですが、手の跳躍を必要とする部分があるので小学校高学年くらいから弾くのが妥当ですね。
私は中学生で初めてこの曲を弾きましたが、案外あっさりと弾けるようになりました。
しかし、この曲は特に「あじ」を出すのは大変ですね。
「なんでプロの方はこんなに優雅に弾けるんだろう?」と、何度も思っていました。
ちなみに、、、私は「辻井信行さん」のノクターン第2番が大好きで、同じ曲なのにこの人が聞くと音色が全く違うんです。
みなさんにも一回は聞いて欲しいです。
こちらのCANACANA様の動画もかなり好きです。応援してます。
(あんまり大きな声では言えませんが、調べたら辻井さんの演奏を聴けるかも?)
ノクターン第1番ってなに…?【なんだろう】
と思いますよね。
この第2番が有名すぎてあまり話題にはならないのですが、この「ノクターン第1番」もかなり美しい曲なんです。
雰囲気は似てるような似てないような気もしますが、第2番よりも「不思議な感じ」がしませんか?
私は結構好きです。この曲も。
ノクターン第2番を弾けるようにする、教本を紹介!
と思う方のために、2つオススメの練習曲や教本を紹介してみます。
オススメ練習曲1:ツェルニー30番【すごいよ】
ツェルニーには「100,30,40,50,60」と難易度があるのですが、その中でも30は簡単な部類に入ります。
この30番が弾けるようになると、ノクターンの「技術的な面」では問題ないでしょう。
しかし、表現力は話が違ってきます。
「色々なコンサートにいったり、様々な経験をしたり。」
そういうことをしないと、寂しい雰囲気を出すことは不可能です。
オススメ練習曲2:ハノン【大事だよ】
これは基本的すぎますね。
極端な話ではなく、「ピアノをする人は全員持っておくべき」教本です。
音階や手の基礎練をはじめとした内容なのですが、本当に大事ですね。
基礎がグラグラだと絶対に応用(もちろんノクターンも)はできません。断言します。
というのも、以下のような経験があるんですよね。
(読み飛ばしても構いません。)
小学校のとき、ものすごく頭の良いYくんがいました。
そのY君は模試の偏差値で70を超えていて、超有名な中学校に入学したんですよ。
でも、高校受験は大失敗して、偏差値50以下の所に入らざるを得なくなりました。
高校でも勉強はあまり得意ではなく、特に物理や数学などの理科系分野は全くだそうです。
なぜ、こんなことになったのか分かりますか?
答えは、「基礎が出来てなかったから」です。
小学校で使う算数って、ある程度のひらめきや公式でカバーできるんですよね。
でも、中学高校の数学では通用しません。
一次関数や二次方程式などの基礎が出来ないと、受験や模試の点数は上がらないんですよ。
話は逸れましたが、ハノンなどの基礎練は絶対にやりましょう。
ハノンは単調であまり面白くないですが、目に見えてピアノが上達すると思いますよ。
ノクターン2番の解説【解説だよ】
少し、この曲について掘り下げてみましょう。
先ほども言ったように、この曲は初~中級者の方でも弾きやすいクラシックです。
この曲の特徴は、なんといっても、あの切なくて美しいメロディーでしょう。右手は後半からどんどんアレンジされていきますが、実は左手はほぼ同じなんです。
そう考えると、やっぱり弾きやすい曲ですね。
また、臨時記号と細かい装飾音符が多いので、間違えないようにじっくり譜読みをする必要があります。
コツは、思い入れがあるように大事に弾くこと。きっと綺麗に聴こえます。
慣れてきたら、全体的にテンポを揺らしてもいいと思いますよ。
また、3拍子系の曲(てん、てん、てん、というリズムを刻みますよね。)ですが、左手をワルツのようにきっちり弾くのではなく、右手のメロディーを優しく支えるようにゆったりと弾きましょう。
最後の盛り上がる部分は、曲の中で感情が一番高ぶるところです。テンポも速めに弾いて多いに盛り上げ、右手の細かい音符をきらびやかに鳴り響かせましょう。
そしてゆっくりと音が下降し、静かに曲は終結します。
まとめ
まとめるほどではないですが、今回はショパンのノクターン2番を解説してみました。
楽譜はこちらからどうぞ。
少し値は張りますが、最も評価が高く、私もこの楽譜を使っていました。
オススメです。
それでは!