【オススメ】感動できるピアノクラシック曲5選

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ピアノが中心のクラシック曲は沢山ありますが、本記事ではその中でも感動できる曲を5曲紹介します!

長い歴史の中で、国や人種を超えて愛され続けているクラシックの名曲の中には、その1曲が持つ力や美しさで感動に至る曲が沢山あります。

是非最後までご覧になって下さい。

感動できるピアノクラシック曲5選

本記事で紹介する曲はこちらです。

  1. 平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番 ハ長調/バッハ
  2. ピアノソナタ第14番『月光』第1楽章/ベートーヴェン
  3. ノクターン第20番嬰ハ短調『遺作』/ショパン
  4. 月の光/ドビュッシー
  5. 亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル

タイトルの時点で知っている曲もあるかもしれませんね。
しかし作曲者の姿や曲のエピソードを知れば、より深く感動できます。
それぞれの参考動画と、実際に弾く際の難易度も含めて紹介しますね。

早速参りましょう。

感動できるクラシック1.平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番 ハ長調/バッハ

ある指揮者が19世紀に「バッハの平均律は音楽の旧約聖書」と表現したこともある、音楽の原点とも言える曲集の1番目にあたる曲。

曲名にもある「平均律」とは端的に表すと、1オクターブを12等分した転調が簡単な構成のこと。
まさに現代音楽の土台となる音楽の仕組みですね!

淡々と流れるメロディの連なりも美しいのですが、今の私達が耳にする音楽の大本になっていると考えると、その歴史の深みから更に感動が深いものになります。

実はバッハの時代にピアノは存在していなかったのですが、現在ではピアノで弾かれる事が多い1曲です。

難易度

平均律曲集を全て完璧にとなると、音大受験レベルまで求められることになります。
しかし、この第1番のみに限れば楽譜に沿って弾くのであれば、中級者程度であれば容易に弾くことは可能かと思います。

楽譜はコチラ

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感動できるクラシック2.ピアノソナタ第14番『月光』第1楽章/ベートーヴェン

曲の印象が湖に揺らぐ月の光のようだと表現されたことから、『月光』という曲名で広く知られる事になった有名な1曲。「全曲を通して可能な限り繊細に」という指示がされている通り、非常に優しく美しいメロディ。

この曲はベートーヴェンが当時恋していた女性に贈ったと言われています。
聴力が衰えつつある自分への不安感と、恋への葛藤など様々な感情を感じ取れる1曲となっており大きな感動を覚えます。

難易度

全音ピアノピースでは「E(上級者)」とされていますが、こちらは第3楽章までを含む設定です。
第1楽章だけですと、オクターブに手が届き、ソナチネ程度のレベルがあれば十分弾くことは可能かと思います。

楽譜はコチラ

感動できるクラシック3.ノクターン第20番嬰ハ短調『遺作』/ショパン

『遺作』という曲名になっていますが、ショパンの死後に発表された作品のためその様に呼ばれており、実際にはショパンがまだ20歳だった時の曲です。

こちらも先程の『月光』同様、恋愛が背景にあります。
当時ショパンが恋心を抱いていた相手は、若手のソプラノ歌手であり王宮役人の娘。

彼女の為にピアノ伴奏をしたり、曲を提供することもありましたが、身分の差からショパン自身の気持ちを伝えることはありませんでした。

そんな片思いをしている時期に書かれたこの曲は終始儚げで、まさにピアノの詩人と呼ばれたショパンのメロディの甘さが十分に現れています。

難易度

全音ピアノピースでは「D(中上級)」に分類されています。
聴いた印象以上に難易度は高くありませんが、感情の入れ方など奥深い作品ですので長く弾き続けられるのではないでしょうか。

楽譜はコチラ

感動できるクラシック4.月の光/ドビュッシー

静かで優しい印象の中に、若干の切なさを感じるドビュッシーを代表する1曲。
この曲は曲名にもなっている『月の光』という詩を元に書かれたと言われています。

発表当初は『感傷的な散歩道』というタイトルの歌曲として、当時恋していた女性へ向けて贈られました。
そしてその数年後にピアノ曲として改めて、改めてこの詩を元に書き換えられます。

その際に詩と同様の『月の光』というタイトルへと変更されたのです。
ドビュッシー自身の内向的な性格や、様々な葛藤が感じられる感動的な曲ですよね。

難易度

全音ピアノピースでは「C(中級)」に分類されています。
しかし強弱の表現を伴う全体の表現、また8分の9拍子という点から弾きこなすには少し苦労するかもしれませんね。

楽譜はコチラ

感動できるクラシック5.亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル

勇ましいメロディーが繰り返される『ボレロ』で有名なラヴェルの美しい1曲。
パヴァーヌとは17世紀頃にヨーロッパ宮廷で流行していた舞踏形式のことを指し、「亡き王女」というタイトルは単に原語での語呂合わせに付けられたようです。

ラヴェル本人は「古いスペインの宮殿で王女が踊っていたであろうパヴァーヌ」をイメージして書かれたとされています。
そんな背景を持つこの曲は、メロディの美しさも一級品であり強いノスタルジーを感じます。

また、失語症に陥っていた晩年のラヴェル本人がこの曲を聴いて「誰の曲か知らないが、美しい曲だ。」と呟いたとも伝えられています。

このようなエピソードも相まって、想像力を掻き立てられる曲で、感動する曲に仕上がっていますね。

難易度

全音ピアノピースでは「C(中級)」に分類されています。

音符だけではなく、細かいペダルにも気をつける必要がありますので、曲の表現を求めるとなると難易度は少し高くなるかもしれません。

楽譜はコチラ

まとめ

感動するクラシックピアノ曲5選を紹介しました。

  1. 平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番 ハ長調/バッハ
  2. ピアノソナタ第14番『月光』第1楽章/ベートーヴェン
  3. ノクターン第20番嬰ハ短調『遺作』/ショパン
  4. 月の光/ドビュッシー
  5. 亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル

落ち着いたピアノ曲は聴いても弾いても、心が静まり素晴らしい効果がありますよね。
この記事が、皆さんのピアノ練習や曲選びの一助になれば幸いです。