ピアノを弾く時の「手の形」はどうすればいいの?【独学者が解説】

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こんにちは! サクです。
先日、このような質問をいただきました。

僕はピアノを独学中なのですが、手の形をどうすればいいのか迷っています。
どうやって決めれば良いですか?

確かに、自分もピアノを始めた時は「ピアノの手の形」は結構気にしてましたね。

「卵を持つような形」と言われてもイメージが掴みにくいし、意識したら弾きにくいし、、、って言う感じ。

なので本日は、「ピアノを弾く時の手の形」にフォーカスを当てて解説していこうと思います。

ピアノを弾く時の「手の形」はどうすればいいの?

結論から言うと、「弾きやすい形で弾く」のが、一番です。

・・・すみません、みなさんはそんなことを聞きたいんじゃないですよね。(笑)
でも本当に、ピアノを弾く時の手の形なんて、好きなように弾けば良いと思うんです。

そういえば、先日このようなツイートをしました。

内容は、、、書いてある通りですね。
よくピアノ教室などでは、「卵を持つような手の形」と言われますが、正直僕は反対です。

なぜなら、普通に考えて「卵を持つような手」は弾きにく過ぎるから。特に、速い曲を弾くときなんかは、その形では手が動きません。

もちろん、手がベチャッとなるのはダメですが、あまり「卵を持つ手の形」というのは、気にしないでください。

手の形は、意外と重要

そもそも、ピアノを弾く際の「手の形」というのは、かなり重要です。
「手の形なんてあまり関係ない」と考えている方もいますが、そんなことはありません。

特に「速い曲」を弾く時なんかは、適当な手の形だと弾けなかったりします。

具体的に、どんな形がいいのか【結論、手首です】

ここまで見てくださった方は、

困っている人困っている人
「ベチャッとするのがダメなのは分かったけど、具体的な形を教えてくれよ!」

と思ったかもしれません。確かに、「弾きやすい形でいいよ」と言われても、あまりイメージが湧きませんよね。
そんなあなたにアドバイスをするとしたら、

手首を上げて、指先は力を抜きましょう

と言うことです。

「手は丸く、卵をつかむ形」なんて意識するよりも、何倍も弾きやすいと僕は思います。

有名なピアニストの動画なんかを見ると、みなさんこのような形になっているのが分かりますよ。

ピアニストの方は「手首を上げて、指先は力を抜く」という感覚ではないかもしれませんが、少なくとも「卵を持つ手の形」なんて考えてはいないはずです。

そのため今は、「手首を上げる」だけ考えましょう。

ではなぜ、「卵を持つ形」という教え方をするのか

怒っている人怒っている人
「卵を持つ手の形が弾きにくいのなら、ピアノの先生がそんな教え方をするわけないだろう! 嘘つくな!!」

と思う方もいるでしょう。

僕も「弾きにくいのに、なんでそんな教え方をするのかな?」と疑問だったのですが、一つの結論に行き着きました。

それは、「手がつぶれない為の意識づけ」だということです。

手を丸くしすぎるのも勿論弾きづらくなるのでオススメしないのですが、それ以上に初心者が陥るミスである、

手が潰れてしまうこと

を避ける為に、大げさに「手首を上げるイメージ」を持たせる為だったのだな、と思いました。
初心者のうちは、ピアノ曲に熱中になっているうちに、手がベチャッと潰れがちですからね。

練習方法を解説します【ハノンが、最強】

ここで「手首を上げて、指先は力を抜く」と理解できても、実際に曲を弾いてみるとあまり上手くいかないものです。
知識があるのと、実戦で出来るのは別物ですからね。みなさんも、分かると思います。

「手の形」を身につける事ができて、しっかりとテクニックも身に付けたいあなたには、「ハノン」がオススメですよ。

「ハノン」を知らない方のために説明しておくと、「ピアノを弾くための練習曲」ですね。

ピアノをしている人の、7割は持っている楽譜のはずです。

一つ一つの曲が短くて気軽に練習できて、種類が豊富なので、マジで最強です。
もしもまだ買っていない人がいたら、買わない理由がないので、ぜひご購入をどうぞ。

まとめ:「手首を上げる」だけ

結論として、「手首を上げる」ということだけを意識していればOKです。

「卵を握るような手」は絶対に弾きにくいので、「意識付けだけ」にしておきましょう。



今回の内容は、以上になります。

それではっ!