ピアノは練習しないと上手にはなれません。
って思いますよね。
今回は、ピアノは1日どのくらい練習すればいいのか解説します。
これからピアノを練習するぞ!と意気込んでいる方はぜひ参考にしてください。
ピアノの練習時間
結論から言うと、40分を目安に練習しましょう。
ピアノの練習は集中力が必要です。
子供と大人でも集中できる時間は前後しますが、人間の集中力の限界は40分程度とされています。
そのため、集中してピアノの練習をするのは40分以内に収めましょう。
という方は、40分経ったら一度10分程度休憩してから練習を再開しましょう。
そうすることで集中力が回復します。
逆に、
- ピアノの練習し始めて間もない
- 学校や仕事が忙しい
こういった方は、40分練習するのはしんどいという方もいると思います。
そういうときは、半分の20分。
それでもしんどい!という人は10分でもいいので練習しましょう。
練習頻度はどのくらい?
ピアノの練習は毎日しましょう。
ピアノが上手に弾けるようになるには、コツコツ練習することが近道です。
なぜなら、人は物事を繰り返して習得していくからです。
ピアノの練習は言語の習得と似ているところがあるので、言語の習得をイメージしてもらうとわかると思います。
以下の2人を比べてみてください。
- 週1回外国語レッスンに通い、それ以外でも毎日外国語を話している人
- 週1回の外国語レッスンのみで他では全く外国語話さない人
どちらが早く言語を習得できるでしょうか?
答えは、毎日外国語を話している人ですよね。
ピアノも同じです。
毎日練習する方が上達も早くなるし、上達が早いと練習も楽しくなるはず!
練習時間が短くてもいいので、まずは毎日ピアノに触れる時間を作りましょう。
練習時間がないときはどうしたらいい?
と思われた方!
お家で長時間SNSを観ていませんか?
お休みの日、結局ダラダラ過ごして1日を終えていませんか?
最初の方でもお伝えしましたが、40分が難しい方は短くてもいいです。
スキマ時間を見つけてピアノの練習に当てましょう。
練習する時間を作るコツ
何かの動作のあとにピアノの練習を入れてみてください。
例えば
- 朝、歯を磨いたらピアノ練習
- 夜ご飯食べ終わったらピアノ練習
- お風呂上がりにピアノ練習
こんな感じで何かをしたあとに「ピアノ練習」を組み込んでみると良いですよ!
ルーティン化されれば、朝ご飯を食べるのと同じようにピアノの練習もできるようになります。
短い練習時間でも押さえておきたい練習ポイント
毎日40分ピアノの練習をしていても、ただただ闇雲に弾いているだけでは上達はしません。
ここでは詳しくは紹介しませんが、押さえておきたい練習するポイントをお伝えします。
- 右手と左手を分けて練習する
- 最初はゆっくりなテンポ(速さ)から
- 苦手な部分を集中的に練習する
右手と左手を分けて練習する
初心者の方がいきなり両手で弾くのは難易度が高すぎます。
まずは片手で弾けるように丁寧に練習しましょう。
最初はゆっくりなテンポ(速さ)から
ボールを投げるのと一緒です。
最初から早いボールを投げられる人はいません。
曲や基礎練習を始めるときは、ゆっくりな速さからじっくり練習を始めましょう。
ただ、ゆっくりな速さでずっと練習していても上達はしません。
ゆっくりな速さで演奏できるようになったら、徐々にテンポをあげて挑戦しましょう。
苦手な部分を集中的に練習する
毎回、曲の冒頭から練習を始める人は多いと思います。
ある程度練習を重ねたら、苦手な部分を中心に練習してみてください。
苦手な部分を取り出して練習してもなかなかできないときは、もっと細かくして練習するのもコツの1つです。
練習する上で大事なこと
最後にピアノの練習で大事なことを3つご紹介します。
- ピアノの練習を習慣化する
- 前に練習したことを復習する
- ピアノの練習を楽しむ
ピアノの練習を習慣化する
ピアノはコツコツ練習した方が上達が早いです。
先ほどの「お風呂上がりにピアノ練習」みたいに、ピアノの練習を習慣化しましょう。
習慣化させてしまえば、ピアノの練習をするのが当たり前の日常になります。
また、物事の「習慣化」は生活する上でも大切なことです。
習慣化の方法はこちらの本がおすすめをご紹介します。
習慣化におすすめな本
(アフィリエイトリンクとなっております。ご了承下さい。)
前に練習したことを復習する
レッスンで学んだこと、昨日練習したことは復習しましょう。
その日の練習で復習する時間を入れておくと記憶の定着にもなります。
特に基礎練習は、常に復習しておきましょうね。
基礎練習におすすめな練習本
こちらの記事をご覧ください。
1番のおすすめは間違いなく「ハノン」ですね。
ピアノの練習を楽しむ
いちばん大事なのは、ピアノの練習を楽しむことです。
楽しくないと続けるのは難しいですよね。
今まで色々と行ってきましたが、40分練習しなきゃと考えるのではなく、好きな曲に挑戦したり前向きに練習を重ねていくことで練習の質も良くなっていくはずです。
まとめ
今回は、ピアノの1日の練習時間について解説しました。
上達の近道はコツコツ練習することです。
日々の生活の中にピアノの練習を取り入れてみましょう。