ピアノには調の勉強が必要な理由【勉強法も解説】

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こんにちは、sakuです。
今回の記事では、ピアノには調の勉強が必要な理由というテーマでお話ししていきます。

調の勉強って、なんだか面倒くさそうで避けちゃいますよね。



困っている人困っている人
「ピアノをしているけど、調の理解がめんどくさいな・・・」

という疑問を解決していきます。
この記事を見たら、調を学ぶ大切さを知ることができますよ。

それではいきましょう!!

調の理解がピアノの上達に必要な理由


先日に、このようなツイートをしました。

そういえば、ピアノを練習しているにも関わらず、調につい
てあまり理解していない人って多いですよね。
・a moll
・イ短調
とか。
今まで何人も子供のピアノを見てきましたが、ここを理解す
るだけで2倍位練習が効率的になりますよ(`・ω・´)

調についてよく分かっていないという方は、こちらの方のような記事をご覧ください。
上達が早くなる理由としては、こちらですね。

  • 手がすらすら動くようになるから
  • 譜読みが早くなるから

順に解説していきます。

手がすらすら動くようになる

言葉の通りです。

調を理解していると、次に弾く音が黒鍵なのか白鍵なのかが大体が分かりますね。
いちいち楽譜を確認する必要がないので、かなり指の動きが速くなります。

これは僕の経験なのですが、調を勉強することで本当に効率がよくなりました。嘘無しで、大体3倍の効率化ですね。

間違いやすいのですが、ここでいう「手がすらすら動く」というのは、「手がより速く動くようになる」とは別物ということです。

あくまで詰まりにくくなるだけなので、手の動きを速めたい人は「ハノン」を弾きましょう。

譜読みが早くなる

譜読みをする時に調を理解しているかしていないかでは、雲泥の差があります。

もしも調を理解していなかったら、譜読みの練習はこのような流れになりますよね。

1音ずつ音符を確かめる→調号(ト音記号の右にある♯、♭とか)と臨時記号(途中で出てくる♯、♭とか)を確認して、音を出す→両手で合わせる

かなり時間がかかりますが、調について理解している場合は・・・

一音ずつ音符を確かめる→臨時記号に注意する→両手で合わせる

これだけ。
調について理解していたら、いちいち調合を確認する手間がなくなります。

「なんで調を理解したら、調合を確認する手間がなくなるの?」と思うかもしれませんが、ここは感覚です。

「なんとなくヘ長調っぽいから、ここに♯が付くだろうな」くらいの曖昧なものですが、これがあるかないかではかなり違います。

調の勉強の必要性は分かった。学習法は?

困っている人困っている人
「調の理解が必要なのは分かったけど、どうやって学べばいいの?」

このような方に向けて。

とりあえず、スケールを弾きましょう。

スケールとは、音階の事ですね。

ハノンの楽譜には、全ての音階を練習できるページが載っているので、何度も弾けば指が勝手に覚えてくれますよ。

買って欲しい本があります。

「これだけ買ったら調はマスターできますよ」という本を紹介します。ちなみに、僕もこの本で学習しました。

僕は基本的にYouTubeなどの動画学習を推してますが、楽典のこの本は情報量が違いすぎます。

完全初心者でも分かりやすいので、僕はこの本をオススメします。

YouTube学習も、合わせて利用しましょう

目や耳をフル活用できる動画学習も、調の理解には最適ですね。
個人的には、

スケールを弾きまくる→本で学習→良くわからないところがあったら、動画を使う

この勉強方法が、最強です。

ソルフェージュ教室に通う

ソルフェージュとは、調などの「音楽の基礎」のことですね。世の中にはこの教室が沢山あるので行ってみても良いかもしれません。

ただし、教えるのが下手な先生も多いので、気をつけましょう。

ピアノは調の理解が、本当に重要

もし、まだ勉強するかどうか悩んでいる方には「今すぐやって」とお願いしたいです。
それくらい調は勉強する価値があるものです。ピアノの練習も楽しくなるので、かなりコスパの良い勉強ですよ。

今回は以上。
それでは٩( ‘ω’ )و