こんにちは、サクです。
本日は、「きらきら星変奏曲の難易度」にフォーカスをして、みなさんにお話ししていこうと思います。
きらきら星変奏曲って、弾けたらカッコいいですよね。
あの有名アニメ「四月は君の嘘」の作中でも登場していて、おなじみの「きらきら星」が雰囲気をどんどん変えていき、最終的には12つも変化するような曲です。
この曲が弾きたくてピアノを始めた人もいるのではないでしょうか。
このような疑問をお持ちの方は、必見です。
きらきら星変奏曲の難易度を解説!
結論からいうと、きらきら星変奏曲の難易度は「ちょいムズ」です。
クラシック曲の大体の難易度を見ることができる「全音ピアノピース」と呼ばれるサイトでは、難易度は中の上の「D」となっています。
この曲を聞いたことがある方なら「難しそうだな」と思うかもしれませんが、実際は意外に簡単なんですよね。
なぜ、意外と簡単なのか
と思った方もいるでしょう。
しかし、弾いてみると意外といけるものなんですよ。
理由は、下記です。
- 同じメロディーが多く出てくる
- 簡単な部分が半分以上ある
- 手の動きが単純
こんな感じなので、それぞれ解説していきます。
同じメロディーが多く出てくる
この曲では何回か曲の雰囲気が変化するのですが、それぞれの小さな区切りの中では同じメロディーが繰り返されています。
つまり、難しいポイントを弾けるようになれば、それと似ているメロディーの部分はスラスラ弾けるようになるということです。
簡単な部分が半分以上ある
繰り返しますが、この「きらきら星変奏曲」では、何回か曲の雰囲気が変化します。
曲の中で少し難しい部分はもちろんありますが、半分以上はかなり簡単なんですよね。
手の動きが単純
たしかに、この「きらきら星変奏曲」のテンポは速いですが、手の動き自体は単純なんです。
シャープ(#)やフラット(♭)もそこまで出てきませんし、複雑な和音もありません。
つまり、「弾けたら難しそうでかっこいいけど、実際は意外と簡単」という曲なんです。
友達に自慢するには丁度いいですね。
「きらきら星変奏曲」が弾ける年齢の目安は?
きらきら星変奏曲が弾ける人の年齢としては、
小学生で弾けたらすごい
くらいですかね。
難易度はそこまで高くないので、ピアノの基礎を終えている方なら余裕で弾けるでしょう。
ちなみに、どんどん雰囲気が変わっていくようなカッコいい曲なので、学校で自慢できますね(笑)
「きらきら星変奏曲」の難しいポイントは?
さて、ここからはきらきら星変奏曲を練習するときに「気をつけるべき部分」を紹介していきます。
動画は、YouTubeの「CANACANA family」様の動画を引用させていただきます。
難しい箇所は、下記です。
難しいポイント
- その①:1分38秒〜(第2の変化)
- その②:3分08秒〜(第4の変化)
- その③:4分50秒〜(第6の変化)
- その④:12分38秒〜(第12の変化)
この4つの部分ですね。
きらきら星変奏曲の練習で詰まる人は、大体ここで詰まってます。
その①:1分38秒〜(第2の変化)
普段はあまり使わない左手で、鍵盤を行ったり来たりします。
ピアノの世界では「指またぎ」とも呼ばれるのですが、左の親指の上を人差し指がまたぐような動きをします。
この動きは慣れないと難しいのですが、一度弾けたら、後はほとんど繰り返しなので楽勝です。
とにかく「ゆっくり、丁寧に」を心がけましょう。
その②:3分08秒〜(第3の変化)
これも「その①」と同じで、左手の指またぎが必要になります。
「ドミソドミド、ドミソドミド」という感じで、左手を大きく広げて弾かなければならないので、鍵盤を正確に弾くテクニックが問われます。
しかし、これもまた「繰り返し」が多いので1度覚えてしまえば乗り切れますね。
その③:4分50秒〜(第6の変化)
この変化では、「指先の細かい動き」が求められます。
左手が「ドシドシドシドレミド」という感じで複雑に動くので、指の素早い動きに自信がない方にはキツいかもです。
また、そういう方には「ハノン」などの練習曲を使って、指を細かく動かせるように練習するのがオススメですよ。
その④:12分38秒(第12の変化)
ここが最後の変化ですね。
左手が速く動き回るため、なかなか難しいです。
そのうえ、「右手と左手をぴったり合わせる」ような場所もあるので、タイミングが重要になってきます。
きらきら星変奏曲の中で、ここが最も難易度の高い部分でしょう。
きらきら星変奏曲の楽譜はコチラ
ここまでの話を聞いて「練習してみたいな」と思った方は、是非こちらからご購入をどうぞ。
まとめ:きらきら星変奏曲の練習は、コスパが良い
この曲は、聴いていてすごくカッコ良いのに弾くと意外と簡単という、練習のコスパが良い曲です。
左手の動きが速い部分もありますが、練習していてとても楽しいクラシックなので、みなさんも挑戦してみてはどうでしょうか。
それではっ!