みなさんこんにちは! サクです!
本日は、「ffやppの意味」をズバッと解説していこうと思います!!
ピアノ楽譜の途中によく出てくる、アレですね。
それではいきましょう!!
「ffやppの意味」とは!?
結論から言うと、
- ff:とても大きく弾く
- pp:とても小さく弾く
という意味です!!
この「ff」や「pp」のような、音の大きさを指示するような記号を「強弱記号」といいます。ぜひ覚えておきましょう!!
・・・
と、ここで、
と終わってもいいのですが、あまりにも短すぎるので、、、
ここからは、他の強弱記号も解説していきます!!
「ffやpp」以外のさまざまな強弱記号について
さて、ここまでは「ffとppの意味」を解説してきましたが、そもそも「p」や「f」の意味や読み方をあなたは知っているでしょうか?
強弱記号は大きく分けると、「アルファベット(fなど)」「英語」「記号」の三種類があります。
これからは、その三種類をそれぞれ解説していきます。
アルファベットの強弱記号(ffやpp)
ショパン バラード一番
これは、先ほども出てきた「f」や「p」などの、英語の頭文字を取ったようなものです。
読み方を先に言ってしまうと、
- f : フォルテ(大きく)
- p : ピアノ(小さく)
このようになります。
この二つはそれぞれ単体でも意味があるのですが、 「ff」のように二つ重ねることでより強い意味にすることができます。
一般的な使い方をまとめてみました。
- ppp : とてもとても小さく(ピアニッシッシモ)
- pp : とても小さく(ピアニッシモ)
- p : 小さく(ピアノ)
- mp : 少し小さく(メゾピアノ)
- mf : 少し強く(メゾフォルテ)
- f : 強く(フォルテ)
- ff : とても強く(フォルテッシモ)
- fff : とてもとても強く(フォルテッシッシモ)
こんな感じです。
中には「ffff」などもあるらしいですが、僕はまだ見たことがないです。
このようなアルファベットが出てきたら、音の強さに気をつけるようにしましょう。
英語の強弱記号
クライスラー 「愛の悲しみ」 ラフマニノフ編曲
英語で書かれている強弱を表す記号は、音の大きさの変化を表す二種類しかありません。(たぶん・・・)
- crescendo:だんだん大きく(cresc.とも書く)
- decrescend,diminuend:だんだん小さく(decresc.やdim.とも書く)
それぞれ「クレッシェンド」「デクレッシェンド」「ディミヌエンド」と読みます。
これは音の強弱のみを表す記号ですが、演奏の表現のしかたを表している「発想記号」についても知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
「記号」で出てくる強弱記号
なんか言い方がよくわからないのですが、先ほど紹介した「だんだん大きく」「だんだん小さく」という英語の代わりに、記号のようなものを用いる場合があります。
ベートーヴェン 月光 第三楽章より
こんな感じ。
見たらわかると思いますが、一応説明をしておくと、、、
- <:だんだん大きく(crescendo)
- >:だんだん小さく(decrescend)
という意味ですね。
一般的には英語よりもこちらの方がよく使われています。
「大なり」「小なり」のような形で、分かりやすいですよね。
個人的には、全てこの記号で統一した方が分かりやすくて良いと思っています。
まとめ
本日は、「ffやpp」のような強弱記号について解説してきました。
それぞれ復習してみましょう。
- 「ffやpp」は、強弱記号と呼ばれるもの
- 強弱記号には、いくつか種類がある
- 演奏の表現方法を表す「発想記号」とは、全く別物
こんな感じです。
強弱記号以外も紹介している記事があるので、そちらも合わせて読まれることをオススメします(`・ω・´)
こんにちは!サクです。本日は「音楽用語」を分かりやすーーくまとめました。音楽用語って、出てくると結構萎えますよね。楽譜の途中に出てくる、「よく分からない英語」の意味を調べるのがめんどくさい・・・という...
それでは!!